焼き捨てゝ日記の灰のこれだけか
山頭火がそれまでの日記や手記を焼き捨てて行乞の旅に出たのは昭和5年9月のはじめ。
奇しくも同じ時期同じ年齢でワタシも同じよーなコトをしていた。
但し山頭火の場合たな出発の為の放下(ほうげ)だが、ワタシの場合は自分自身への見限り。焼く場所もなくゴミ袋に入れてポイである・・・
ココの更新も仲良くしてもらってたサイトへの訪問もまるっきり絶えたままひと月になろうとしてるが、ワタシ自身にいま、何か語るべき内実が見当たらないし、外の世界へ向かうチカラもなくなっちゃってるのだ。あるのは途方もない喪失感と無力感、何か書こうとしても出てくるのはタメイキばかりなのであった。これでは公開するに値しないではないか。
・・・とまあイイワケしたところで、
記録として外しちゃいけないコトだけ列記しとこ。。。
今年最初(で、おそらく最後)の熱帯スイレンの開花を確認したのは、震災から半年、WTCの崩壊からまる10年という節目の日だった。なんだかスイレンというより蓮の花みたいな気持ちで見つめてしまったが、真ん中がタルト状ではなく閉じてるトコをみると、どうやら開花そのものは前日だったようである。

ツボミがいっぺんに6個か7個ついて
「恐怖の(匂いがキツそうなので)一斉開花か!?」
とワクワクしてた月下美人はなぜか日陰がわのツボミが次々に落ちて、結局咲いたのは3つ。しかも初日に2つ、翌日残りの1個、というふうになんとも中途半端な咲き方なのであった。
しかしそれでも開花初日は「中秋の名月」。
やはりダテに「月下」を冠してる訳ではないのであった。
なんだか「掘りたそう」な仕草をしてるというコトで久しぶりに土の上に引っ越してたヒョウモンガメのひーちゃん。
数日後掘り返してみるとしっかり7個のタマゴが。
かなり堅くなってた土なのにけっこう深く掘っている。
やるときはやるんだなあ。。。
そして、
やるときにやらなかったワタシが招いたのがコレ。
9月の中旬、つかのま暑さがぶり返した数日のあいだ水やりもせず全く放置してた結果すっかり枯れた品種不明の白花アジサイ。緑の葉っぱは「雑草」たちばかりである。
毎年夏場にこんなコトを繰り返してるが、今年のはちょっとキツいかも。なにせもういっこ重症なのがコレなのである。
ちょっとごちゃごちゃして見づらいが、茶色く枯れた葉っぱは枝垂れ梅と父の形見ともいうべき「パパ梅」。枝垂はともかく、パパ梅を枯らしちゃってはイカんだろう。。。
いまんとこ葉っぱは全て落ちてはいるが完全に枯死した訳でもないかも・・という状態で、おそるおそる様子を眺めてる状態。頼むから復活してくれー!!!
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