ふと思い立って福島市に巡回中の若冲展に行って来た。
シンカンセンなら東京から1時間半。日帰り全然OK!である。
でもまあ交通費もバカにならないし、ついでにどっか観光でもして・・・
と思ったが、一人で温泉や桃狩りというのもアレだし、前から行きたかった会津若松はビミョーに遠いし、どうにもプランが定まらないまま翌日の新幹線の切符を手配。1時間半とはいえ座れなかったらヤなので座席指定だけはとっときたかったのだ。特に、帰り!(以前は平気だったんだけどねー
)
ネット割引とかの諸事情をコウリョした結果、
9:47福島着、
16:23福島発
というコトになった。
展覧会だけでは時間が余るし、観光するには少々・・・まあ、行くトコなかったら賛否拮抗してるっぽい「福島名物」円盤餃子でも喰うか。
と、半ばナゲヤリな感じでいざ、フクシマへ。

飯坂線に乗り換えて2駅めの「美術館図書館前」駅の佇まいに旅気分も高まる。
駅から美術館は歩いてすぐ。10時ちょい過ぎの入館で、まだそんなに混んでない。ヒジョーにイイ感じの流れである。
展示の内容はTVの番組とかでおおよそ把握済みだったが、やっぱ現物はイイなあ。
ありきたりな反応だが「鳥獣花木図屏風」にココロをわしづかみにされてきた。
・・・コレでもう少しグッズが多彩にあれば・・・!
あんなのもこんなのもあればいいのに!と、もどかしさいっぱいのまま、それでも何千円もお買い物をして、そのまま常設展を見て、じゃあ館内で食事でも・・・と思ったら長蛇の列。
しかたない、昼食は外で。と美術館をあとにしたのが1時半ごろか・・・
とはいうものの、行くアテもない。
観光情報とかを検索しながら、とりあえず信夫山の麓に沿うように進む。
・・・いかん・・・このへん、なんにも店がない!
少々あせりはじめたころ案内の標識が眼に留まり、向かったのが「古関裕而記念館」。
古関裕而といえばあの(いわゆる)「六甲おろし」の作曲者である。
高校野球の「栄冠は君に輝く」とか東京オリンピックのマーチとか、メジャーな曲多数。
入ってみて知ったのだが、ジャイアンツとかドラゴンズの歌も彼の作曲だし、なによりあの「モスラの歌」!あれもそうだったとは・・・そういえば知ってたよーな気もするけど、びっくりである(モスラの歌がちゃんと意味のある歌詞だったってのは初めて知った)。楽器使わずに作曲してたってのも驚きだなあ。
ここで昼食を・・・と期待してたのだが、そういう施設はナシ。時間は2時半をまわって残り1時間半ほど。しばし逡巡した末、食事はあきらめて近くの「岩谷観音」磨崖仏を見に行くコトに。
・・・いやあ、小規模だったけどなかなかイイ感じの荒れグアイ。
期待してなかった分、よけいに気に入ってしまった。


読み取れる年号の多くは江戸時代のものだが、なかには明治なんてのもあった。もしかしたら昭和とかもあるのか??
パシャパシャ写真撮ってたら3時過ぎ。
しかもスマホのバッテリーは残り僅か。
バスはなかなか来そうもないし、歩いて福島駅までもどるのにどんだけかかるのか見当がつかず、少々気がアセる。
こうなったらタクシーで駅まで・・・と思いながら歩いてたら結局20分ほどで駅前に到着。なあんだ。
駅ビルのなかでお土産売ってるトコをみつけたが、なんとなく小規模なイメージ。とりあえず押さえの分だけ買っといて、あとは駅ナカで・・・
・・・という方針は大失敗だったようで、駅構内に大規模なお土産コーナーはナシ!立ち食い蕎麦で遅い昼食を済まし、「ももりん」グッズも地ビールも買いそびれて帰京したワタシは、なぜか東京駅の駅ナカで駅弁やら「東京駅」ビールやらを買い込んだのであった。
教訓:福島駅では改札通る前にお土産買っとけ!
*このブログは、1台のカメラでちょこっとズラして撮った写真を並べて「立体視」する「ステレオ写真」で、日々の園芸作業(というよりは、「作業しなかった結果」が多いが)とかを綴るブログです。
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