雨に濡れ乍ら佇む
連日連夜の雨。
水やりの心配はしなくていいが、
そもそも外に出るのがイヤになる。
ミニバラ「サンゴ」
やや霧雨程度だった朝、
意を決してバルコニーの見回りに出る。
こんな冷たい雨の中に咲く事になってしまった花たち。
数は多くないけど、
あらためて見回すとそこそこ賑やかだったりする。
雨に打たれてうなだれてるように見える国色天香だが、
別に雨じゃなくてもうなだれて咲くのであった。
さすがにあんまり香らなかったが。
ジュリアルネッサンスの葉っぱの陰で
がささささあっ!
と、音がして、何かが落ちた。
…オオスカシバ Cephonodes hylas。スズメガの仲間である。
幼虫の食草は主にクチナシというコトなのでウチで育った訳ではないと思うが、コイツの仲間とおぼしきシャクトリィには何度もヒドい目に遭わされてる。
見た目も肉厚で、なんだか昭和の悪役日系レスラーの「田吾作スタイル」を思わせてワタシは好きになれないのだが、こんなふうに突然猛暑から冷雨になった中で瀕死(?)の姿に出くわすと、さすがに感傷的な気分になるのであった。
あぁ…。 秋だなあ。
*このブログは、1台のカメラでちょこっとズラして撮った写真を並べて「立体視」する「ステレオ写真」で、日々の園芸作業(というよりは、「作業しなかった結果」が多いが)とかを綴るブログです。
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